エクボ院長 髙室 典子
札幌市出身。
札幌市立高等看護学院卒業後、北海道大学病院の脳神経外科に勤務。
毎日人が亡くなっていく現場で「死ぬこと」に慣れていくことに疑問を抱き、看護学校で初めて見たお産見学の後に母から聞いた「あなたを産んだ日は、自分のそれまでの人生の中で一番幸せだったよ」という言葉を思い出し、結婚を機に病院を退職する。
母の言葉から「死」から「生」を見つめたいという思いが高まり、北海道大学附属助産師学校に入学し、助産師資格を取得。
卒業後は、市内のお産の多かった個人病院に就職し、女性の産む力を活かしたお産と4人娘の育児を経験した。
自らの体験から地域で困っている母親たちを支えたいという思いから、
1994年「助産院エ・ク・ボ」を開業する。
コラム・育児塾・メディア掲載
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現在の役職
- 助産院エ・ク・ボ 院長
- 天使大学大学院助産研究科 教授
- 一般社団法人北海道助産師会 代表理事
- 一般社団法人北海道産前産後ケア協会 代表理事
- のえる小児科 母乳育児支援外来
- 北海道大学大学院保健科学院 非常勤講師
- 旭川高等看護学院助産学科 非常勤講師
所属学会
日本助産学会、日本助産師会、日本看護教育学会、全国助産教育協議会、日本母性衛生学会、北海道公衆衛生学会、日本保健医療行動科学会、北海道母性衛生学会
活動
- 大手百貨店の育児アドバイザー
- 小学校・中学校での性教育
- 医療従事者向け母乳育児支援セミナー講師 他
略歴
1980年 | 札幌市立高等看護学院卒業 |
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1984年 | 北海道大学附属助産師学校卒業 |
1994年 | 「助産院エ・ク・ボ」開業 |
2003年 | 旭川医科大学研究系大学院修士課程修了(看護学修士) |
2008年 | 助産院を現在の場所に移転 |
受賞履歴
2013年 | 札幌市市民貢献賞 |
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2016年 | 北海道社会貢献賞 |
2017年 | 厚生労働大臣奨励賞 |
2021年 | 第35回日本助産学会 奨励賞受賞 |
著書・研究論文
1999年3月 | 地域における育児不安解決支援活動に関する質的検討:共著 |
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1999年5月 | 直接授乳が困難な事例への母乳育児支援―継続訪問におけるフィンガーフィーディングの使用:単著 |
2000年8月 | 地域における母乳育児支援の実践:単著 |
2004年2月 | 「親と子の絆を深めるベビーマッサージ」:単著 |
2004年3月 | NPO法人外国人医療を考える会エスニコ 日中対訳本「心配しないで!子育ては楽しいこと」:共著
修士論文「産後の母親が行うマッサージの効果」:単著 |
2006年11月 | 産褥期の腰痛に関する研究:共同 |
上記の論文のほか、
- 産褥期の腰痛に対するアセスメントガイドの開発
- 産後における腰痛の実態調査
- 地域における育児の現状
- The effects of Continuous Breastfeeding Support for the first mothers after giving birth
- 看護実践能力育成教育としての客観的臨床能力試験(OSCE)の取組み
- 客観的臨床能力試験(OSCE)を用いた統合的看護技術教育プログラムの開発
- The effect of the infant massage by postnatal mothers.
- 産後の母親が行うインファントマッサージの効果
- 乳児への皮膚接触が母親に及ぼす影響
- 分娩後の腰痛評価方法に関する基礎的研究:第1報
- 分娩後の腰痛評価方法に関する基礎的研究:第2報
- Study in the learning for comebacks to normal life of the potentiality obstetrical teacher
- 札幌市における就学前の子を持つ働く母親の現状:第1報
- 札幌市における就学前の子を持つ働く母親の現状:第2報
- 産学官連携研究「子育てポータルサイトの開発」
など多数。