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胆振東部地震で、北海道がブラックアウト

院長:高室です。

 

あの日から、4年

もうすぐ予定日の近い方がいるという朝に

胆振東部地震で、北海道がブラックアウトに見舞われ、

すべての光を失ったのがもう4年も前。

沢山んのいのちも奪われた切ない日々でした。

 

何をどうしていいのかわからず、

前の夜にガソリンを入れなかったことを後悔し、

あれからは半分になったら給油することにしてる。

 

昼間も停電で信号ついてなく警察官の人力で安全が保たれた。

あの日、間も無く予定日というママの安否を確認してから、

昼間にとにかくオニギリを100個近く握った。

 

夜に備えて、エクボママや知り合いに声をかけ、取りに来てもらった。

割と早めに通じた電気のおかげで、

助産院での予定の妊婦さんやその家族に連絡して、

お風呂にはいれない人にお風呂を提供して、

オニギリを食べてもらったりした。

 

西区の山の方はまだまだ停電だったので、

不安な気持ちを持ってその近くの妊婦さんとその家族は、

薄暗くなりかけた夕方にやってきた。

 

9月の1日に防災の研修をしたばかりで、

ちょうど避難グッズは用意されていた。

妊婦さんやママたちには、先生ありがとうとあの時言われたけど、

1番は、院長一人で助産院を守るのが

今考えると心細かった。

 

誰かが来てるけれて、そこにいてくれただけでも安心したのは、

こちらだったかもしれない。

 

もう二度と同じような電力のショートは

ないようにと北海道も対策が講じられました。

でも災害はいつ起こるかわからない。起きた時に何ができるのか、

そしてどうしたらいいのか

日ごろからの防災対策必要ですね。

 

3年前には、リエゾンという研修をうけ、

大きな災害の際に、いち早く道庁に行き、情報収集、

連絡要員として職員を派遣する役割を取るという役割を仰せ受けました。

 

ですが、大きな災害が起こらないことを

日々祈ります。

 

この震災は、院長自身が、

地域の皆さんの暖かさを沢山感じた二日間でした。

 

 

 

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