助産院が消える?!
2023年04月17日
院長:高室です。
[助産院が消える?!]
政府は、出産に公的保険を検討していると発表しました。
出産費が保険適用になると何が変わるのか?
一見すると、自らのお財布を開かなくても産めるメリットはありますが、
出産は、
産む人が、
産む場所のサービス内容
産み方を自ら選択していけるもの。
それが、保険適用化されると、
まず保険制度に組み込まれていない助産院は、
消えざる終えない。
他にもクリニックによっては、
サービスを売りにしている内容も価格一律となれば、
それらのサービスも減らさざる終えないか、
標準化されたサービスになる可能性もあり、
経営が立ち行かなくなることも考えられる。
女性の産み方の選択肢が減ってしまうし、
そうなると世の女性たちにとっては、
生き残れる大病院しか産み場所がなくなる。
本当にこれでいいのでしょうか?
現場の意見や、当の産む人がたちにとっても
金銭的なことだけでなく、
もっと産みやすいサポートや政策も考えて欲しいものだと思う。
少子化の根本は、やっぱり子どもを産む
スタートで受ける女性達への温かいふれあいだと思う。
そうして次世代にあたたかさを残していくことになるんだと思う。
子どもがもっといると心も豊かになると感じて産むのです。
この日本に昔からある、助産師の手でのお産、
無くすことはできないけどなぁと強く思うのです。