家族で迎える自宅出産
2023年11月05日
2023年11月4日(土)
令和5年
新しい命の誕生
助産院エクボでのお産の入院の方が退院した夜、
待ってたよー、と言わんばかりに
「破水とおしるしがきました」とパパからの連絡。
上のお子さんの時の、母乳育児相談で、
10年前に出会ったママさんの、久しぶりの出産です。
なかなか次の子がこない、
きたけどさよならしちゃったという体験もあり、
不安もあっただろうに、
次産む時は、先生にお願いしたいといって、
ずっとエクボを応援してくれてたママさんでした。
「家で産みたい、家族一緒に乗り切りたい」
本当に芯の強い素敵な女性です。
助産院は前の日まで入院の方がいて、
自宅出産と被ると、お留守番も必要って心配など
よそに、きちんと赤ちゃんは順番を待っててくれました。
入院の方が帰られて、一眠りさせてもらった夜中に
やってきました
本当にタイミング見られてるなあと(笑)
夜中なのに、行くと起きているお兄ちゃん。
パパもどうしたらいいのか戸惑っている。
ワンちゃんも吠えている(笑)
ひとつひとつを整えて、
産み場所も雰囲気も
みんなが一つになれるように整えるのが最初の仕事。
きっと明るくなるくらいのお産になるなあと
思っていると
そのうちお兄ちゃんは、静かにソファで寝ていき、
パパは、ゆっくりママの横で手を握り、静かな声かけを。
落ち着いてきたら赤ちゃんのチカラが大きくなり、
ゆっくりゆっくり生まれてきました。
お兄ちゃんも目を覚まして、見守っていました。
「私、きたよー」とでも言わんばかりの
元気な大きな声で、産声を上げました。
「よくきたね。ありがとう」と耳元囁き、
そっとママの胸に渡しました。